ある日1

ある日。

午前3時起床。コーヒーを淹れて、仕事。4時過ぎ、洗濯機を回す。6時、子どものホットケーキを焼く。7時半、出勤。

今日はオフィスにはひとりだけなので、音楽を聞きながら、月末の書類などをまとめて作成。

通勤タクシーのドライバーは少し気が短い。直進する信号が赤だと、必ず右折してしまう。そして次の信号で左折、その次の信号でもう一度左折して、元の道に出る。ドライバー曰く、道が空いているからこのほうが走りやすいというが、タクシー代を払っている身のことは考えてくれないようだ。今朝も、右折しようとするのをやんわりと制止して直進してくれるように頼むと、しばらくブツクサと言う。それを静かにやり過ごしてみると、別に道は混んでいない。いつもより早くオフィスへ着いたくらいだった。